公演記録

vol.24 「Red Room Radio」 (2005)

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Red Room Radio レッドルームレディオ

―変ってしまう前に助けてください
―変ってしまう私を許してください
―私は何に変ろうとしているのでしょうか?

ラジオ番組『Red Room Radio』から発せられたメッセージを受け、
互いに素性を知らない人々が、集まってくる。
彼らは「変わってしまう前に助けてください」という匿名のメールが
ラジオで読まれたことで、集まって来てしまっていたのだった。
メールは誰が出したのか? 変ろうとしているのは誰か?
なぜ、皆、そんな放送だけで集まってしまったのだろうか?
やがて見えてくる互いに共通した、事項。変化。事件。
ラジオからはまた別のメッセージが聞こえてくる・・・。


「Red Room Radio」は中年手前ぐらいには何ともうれしドキドキな作品だ。まるで、中島みゆきの「オールナイト・ニッポン」のようなトーク&音楽番組が、近々やってくる世界の滅亡を明るく憂いている。みゆきと言えば、ベスト10に入ってもテレビに出ないし、歌は暗いし、ファンはなかなかカミングアウトしずらい。でも、ラジオを聴いてる人は壊れんばかりに明るいみゆきを知っている。谷村、さだ、松山の薄毛3兄弟もそうだった。そんなラジオにはテレビには無い共犯関係が生まれる。ワタシのハガキを読んでくれる人気タレントが兄や姉、恋人にもなれる。暗い部屋で1対1の関係になるからだ。やがて親近感のあるカリスマに育っていく。その共犯関係が能天気な恐怖に変わっていったら・・・。もしかして今地味に生き残っているラジオは地下でパワーを溜めているのかも知れない。来るべき日のために。そんなラジオを演劇で描くところに共感が増す。
(シアターガイド編集長:今井浩一)
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赤い部屋でゴミを煮込むゴミ溜めの様な芝居を作りたいと思った。 そう書くと随分汚い感じがするけれど。そのゴミが浄化するようなそんな器が欲しいと思った。そこで赤い部屋ってえのを用意してみた。うん、そこではどんなに汚いモノたちもトローリトロリと煮込まれて、ああら不思議、何だか愉快なお芝居になりました。そんなことになると面白いな。ゴミはどうやって集めよう?そうだラジオだ。汚いものも悲しいものも楽しいものも悔しいものもやって来るだろう。そこにはきっと僕も居て、あなたも居るに違いない。
(泊篤志)

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福岡・北九州・宮崎・東京公演       

スタッフ
作・演出:泊 篤志
舞台監督:福田修志(F's Company) …from長崎
舞台美術:柴田隆弘 …from京都
照  明:乳原一美
音  響:杉山聡 泊 達夫
衣  裳:内山ナオミ(工房MOMO)

キャスト
有門正太郎、内山ナオミ、寺田剛史、橋本茜、門司智美、藤尾加代子、鵜飼秋子、内田ゆみ、木村健二、権藤昌弘、
藤原達郎、葉山太司、加賀田浩二、北村功治、桑島寿彦(全15名)

公演一覧

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