公演記録

vol.18 『生態系カズクン』 (2000)

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飛ぶ劇場vol.18『生態系カズクン』
作・演出/泊篤志

これは棒ヶ削という九州の片田舎で起こった、
「生」と「死」と「家」をめぐる、ある一族の一瞬の物語である。

第3回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作、2000年の新キャスト!

祖母の死んだ麦山家。親族が集まってくる。
「カズクン」と名付けられた猫に似た生き物もいる。
飛ぶ劇場、久々の福岡公演。
SF風味の「静かなドタバタ劇」、好評につき再々演!

『カズクン』という作品について言うと、おそらく一生の付き合いになるのではないか、と思う。老人になっても取り組んでみたい。それほど好きな作品になってしまった。観る人の状況に応じて姿を変える、いろんな「表情」を持った作品なんだと思う。
今回、劇団としては3度目の上演になるのだけれど、何と2通りのカズクンを作ることにしました。舞台と観客席の作り方が違うのです。北九州では「新しいスタイルのカズクン」。福岡では「元祖!これぞカズクン」。お好みに応じてイロイロ試してみてください。
更に新しいキャラクターが1人と1匹増えて、カズクン・ワールドはますます広がりを見せます。しかし、我が家に住む猫のカズクンがここまで私の人生に影響してくるとは、考えもしなかったなぁ・・・・。(泊篤志)

【北九州公演】
日時:2000年7月29日(土)18:00
            30日(日)14:00/17:00
会場:スミックスホールESTA
チケット:指定一般前売2000円、当日2500円
     指定学生前売1500円、当日2000円

【福岡公演】
日時:2000年9月2日(土)18:00
            3日(日)14:00
会場:西鉄ホール
チケット:指定一般前売2500円、当日2800円
      指定学生前売1800円、当日2000円
     SS(スペシャル桟敷)席前売1800円、当日2000円

キャスト
つかのみき/寺田剛史/橋本茜/桑島寿彦
北村加奈子/花田優子/北村功治/内山ナオミ
奥武宏起/泊達夫/門司智美/梅田剛利(翔空間)

スタッフ
作・演出 / 泊 篤志
舞台監督 / 奥武宏起
美術 / 谷瀬未紀
衣  裳 / 内山ナオミ
照  明 / 時佐勝(SAM)
音  響 / 泊 達夫
音響OP / 藤尾加代子
装置 / 寺田剛
小道具 / 門司智美
制作 / 劇的企画NEO・黒崎あかね

<アンケート・掲載記事・ありがたいお言葉など>

飛べ!カズクン コミックダンスで
進め!和くん べスパで
ばあちゃんの霊はアゴラでお茶でもどうぞ(平田陽子:青年団/俳優)

つい今まで、笑ったり泣いたり怒ったり降霊術がおこなわれたりしていた空間が、ふいにがらんとしたのに驚いた。そうか、今の今までの騒ぎは棺桶が運び込まれたときからだ。棺桶がちゃぶ台になり、するとそこが茶の間になり、人間どもが騒ぎ出す。茶の間は人間の舞台だ。人生はそういう舞台でばたばたと繰り広げられる一幕だ。とりとめない時間の流れに、このように鮮やかに「かぎかっこ」をつけた舞台は久しぶりだ。(宮城聰:ク・ナウカ主宰/演出家)

魂を思いやるのはしんどくてもどかしい。だから普段は死を軽くあしらっておきたい。でも飛ぶ劇は笑顔のままに死を受け止めます。(高橋克行:毎日新聞社)

『カズクン』の舞台は四角い全方位型。見えない部分が悔しくて4回、4方向から観ちゃいました。う~ん、観るたびに違う・・・・。(MH:サポーターズCLUB「飛びふだ」会員)

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